松城中学校第２４期成人式実行委員会ブログ

　何度かこのブログでもお伝えしていますが、現在、繁多川タイムスにて、「みらい君の広場」と題して、成人式実行委員によるコラムが毎月掲載されています。このコラムを読みたいという要望があったため、今回から、このブログでも記載したいと思います。

第２回　みらい君の広場
『新成人として』
松城中学校　成人式実行委員会副委員長　新森　晴菜
　私は、今年20歳の誕生日を迎え、晴れて大人への第一歩を踏み出しました。幼い頃から、「大人」への憧れを抱き、早く大人になって自由になりたいと思っていました。そして今、私は自分がずっと憧れ続けていた大人への道の前に立っています。今回私は、松城中学校24期生成人式実行委員に選んでいただき、さらには副実行委員長まで務めさせてもらっています。成人式実行委員の仕事をしていくにあたり、先輩達が残してくれた資料等もありますが、自分達でほぼ１から企画していかなければならなくて、不安な思いもあります。今まで父母の方々に任せていた部分も、自分達で話し合いながら決めていかなければならないことに、私が今まで抱いていた大人への憧れは、少し甘かったなと反省しました。私は、「大人＝自由な存在」で、誰にも干渉されずに、自分のやりたいことを自分の意志で決め、実行することができるものだと思っていました。確かにそれもあると思います。しかし大人とは、自由の中で自分で選んだこと、自分で決めたものへの責任を負うものなんだ、ということを実行委員の仕事を通して、深く感じています。これも、実行委員に任命されていなければ気づくことができなかったと思うので、とてもいい機会に巡り合えたと思っています。
　私達は、生まれてきて今に至るまで、一人では生きていません。私を生み育ててくれた両親、私を見守ってくれた兄弟姉妹、また学校の先生方や地域の方々、友人、先輩後輩、恋人などたくさんの方々の支えがあったからこそのものだと思っています。私はまだ学生の身なので、経済面で両親に恩返しをすることは出来ませんし、一人前として社会に出て働くことも出来ません。しかし、そんな私にも出来ることはあります。それは、今まで私に関わってきてくれた全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、日々一生懸命学び、素敵な大人になることだと思います。なので、そのための第一歩として私は、成人式実行委員として、仲間達と協力し合いながら、自由と責任をわきまえた素晴らしい成人式を作りあげたいと思います。